読書感想文

中学校の時の国語の先生は少し独特な雰囲気の方だった。

卒業アルバムを見てみると、わざと目線を逸らしている写真が載っている。


『国語』の授業は大の苦手だった。

夏休みの宿題で出る読書感想文はいつも悩みの種。

ちなみに本を読む事が嫌いな中学時代。


その夏、何を読もうか悩み仕方なく読み始めたのは『こころ〜夏目漱石』

そしてめずらしくちゃんと読んでから感想文を書いた。

自分ではとても良い出来だと思って提出した。


しかし、国語の先生は何故かとてもイライラしていて

「お前の言いたい事が全く分からん!!」

とか言われちゃった。


無口で大人しい私はも珍しく反論してちょっとしたケンカみたくなってしまった。


そんな事を思い出し、先日本屋さんで同じ本『こころ』を買った。

冒頭の数ページを読みだしたが、これを中学生の自分が何故選択したのか?と疑問に思う。


先生の言っていた「何を言いたいのかわからん!」も今になると理解できる様な気がする。

そしてイライラしたって事は私の書いた文章をちゃんと読んでくれたのであろうと少し嬉しくなったりしている。


もう一回読んでみるけど、ホントなんでこの作品を選んだんだろうな。

謎である。